since  2004/01/09
更新日 2012/03/11


こちらは、漫画家・篠原烏童の公式サイトです。


  −久し振りのご挨拶−

震災から、いちねん、たとうとしています。

いちねん、どんな時を過ごされたのでしょうか。

くるしくて、涙を流すのすら、つらい方がいらっしゃると思います。

どうやって、自分が関わって行けばいいのかわからず、
なさけない思いをしている方がいらっしゃると思います。

私自身も、自分に何が出来るのか、こんな事しか出来ないのか、と、
もどかしく歩んだいちねんでした。


ただ、これからも、またいちねん、何か出来る事はないのか、
いつでも探りながら歩みたいと思います。


亡くなられた方々のご冥福を、祈り
まだ行方のわからない方々がみつかりますよう、祈り

少しでも笑顔の時間が増えますように、願います。


                 2012年3月10日 烏童

 長い追伸

震災後、新聞で、津波の時に亡くなった猫の写真がない、と、言って
らっしゃる方の記事をみました。
肉親を亡くされた方達の中で、家族といえ動物の事を言いにくい、とい
う方もいらっしゃるだろうなあ、
もし、こういう方のとこにその猫の似顔絵を描きに行けたら少しはお役
に立てるのだろうか、と、考えつつも、
なにをどうしたものやら。
もし、そういう方を知ってらっしゃって、私なんかの絵でも気持ちの慰
めになるのでは、と、思われた方がいらっしゃいましたら、すみませ
ん、このホームページは友人のお庭にちょこっとすわらせてもらってい
るものなので、メールがありません。お便り宛先の朝日新聞社か秋水社
に篠原烏童動物似顔絵と書いて、お手紙頂けますでしょうか、よろしく
お願い致します。



おまけの「むづかしい」話

以前、「クォート&ハーフ」は「続けるつもりはなかった作品だって記
事があったって聞きました、ショック」というお手紙をいただいて
「?」となった事がありまして。
ん?そんな事書いたかな?続くと思っていなかった、とは書いた事ある
かもなのですが。
ただ、もしかして他にもそんな風に受け取られた方がいて、作品自体を
そんな風に感じてしまったら、申し訳ないので書いておきますね。
もう皆さんご存じないと思いますが、もともと「クォート&ハーフ」は
「この号売れたらば2号目出せるかもねー、だといいねー」という増刊
で始まった作品だったもので、私が描きたくても、もしかしたら雑誌の
次号自体がなかったかも(幸い暫く続きまして、クォートとハーフも登
場できました)、という意味だったのです。その後も皆さんの応援と編
集さんの尽力で雑誌を移動しながら続けさせていただけました。ほんと
うにありがたい事です。


いや、言葉って難しいですね。と思った次第です。



そして作品も難しいです。

香港やくざの話を書いた時「香港でやくざで怖いおもいをした。ああい
う人を美化しないで下さい」と言われてびっくりした覚えがあり。自分
としては、ちょっと雑誌からの依頼に「現代もので」という縛りが合っ
たため、好きな型の男達を描く為にある意味ファンタジーとして、異国
のアウトローに逃げさせていただいて描いたのですが、うううん、嫌な
おもいをされちゃう方もいらっしゃるのか、ううううん、難しい。
(あ、難しいとは思いましたが、言われてショックとかではありません
ので心配なさらないで下さいね。ある意味リアルに感じてもらえたのか
なー、と、前向きに考える事にしてます)

「恋愛もの」というコンセプトがあった義経アンソロジーを、みんなが
義経と静御前でもなー、と、弁慶を女で描いたら「すんごくいやがって
る方がいたよ」って聞いた事もありました。す、すみません。自分は凄
く楽しく描いたもので、なんかみょーに申し訳ない気が…。

歴史物を描く時はどうしてもその人物や、時代が好きな方の不興を買っ
てしまったりします。もうこれはお気に召さなかったらごめんなさいと
しか言いようがありません。同じ人物を悪役方向で描いたり、善人方向
で描いたりする事もあったりします。話は誰の視点から描くかで変わる
と思っているし、できればちょっと違う方向から見たいなあ、それが楽
しいなあ、と思っているもので、変に感じられる方もいらっしゃるかも
ですね。汗。
ただ何より、歴史上の事実を絡める時には、その人物の子孫の方とかい
らっしゃるわけなので…。そう云う方がいやなおもいをされたら申し訳
ないなあ、すみません、ご先祖さまいいようにあつかってしまって。ど
うぞお許しください。
と、まじめに思いつつも、…話が転がってしまえばそれは作者にもあら
がいようがなく転がってしまうのです。
申し訳ありません。

でも荒唐無稽でいいから、漫画は楽しいものだと思うので、やっぱり描
くように描いてしまうと思います。
お許し下せえ、お代官さま〜。と、まじめな気持ちで書きました。難し
い話、でした。





◆ お仕事情報 ◆
― 2012年予定雑誌 ―   
6月16日   「プリンセスGOLD」(秋田書店)6月号
  『明日は死ぬのにいい日だ』
6月13日   「ネムキ」(朝日新聞社)7月号
    『1/4×1/2 R』
6月08日   「幻想異界」(祥伝社)
   『生類憐レマント欲ス』
5月16日   「プリンセスGOLD」(秋田書店)5月号
  『明日は死ぬのにいい日だ』
4月16日   「プリンセスGOLD」(秋田書店)4月号
  『明日は死ぬのにいい日だ』
4月13日   「ネムキ」(朝日新聞社)5月号
    『1/4×1/2 R』
3月08日   「幻想異界」(祥伝社)
   『生類憐レマント欲ス』
2月13日   「ネムキ」(朝日新聞社)3月号
    『1/4×1/2 R』


−ネット配信−

 以前、少年画報社「アワーズガール」(休刊)で数回描きました
ロボット犬ラグの話「天使のしっぽ」現在ラスト部分を描いており
まして、初回から順次ネット配信の後、単行本化の予定です。
配信、出版元などまたお知らせしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

その他、各社ネット配信、 始めているところ、
契約はしてあって配信はこれからのところ、いろいろです。
そのうち、なんとかまとめて項目に、とは思っているのですが、
なにせ更新すらダメダメな私。
お時間のある方は、ちょこっと、その、検索かけてやって
いただけますれば…。

 他力本願でまことに申し訳ありません。
自分でも、まとめるべく努力はしてみます。
   




ご挨拶 既刊紹介 お便り リンク
−つらつら− お詫び しろにゃん
−盲導犬コディ− 自主制作CDについて
アシスタント募集 過去のご挨拶


★ ご注意 ★         
当サイトにおける文章・画像の
無断転載・複製等は、いかなる
場合も固くお断り申し上げます。