― つらつら ―


 以前、「観劇とか、生の人間が好きなので」と書きましたら、「どんな
ものが好きなんですか」と質問してくださった方がいらっしゃったので、
とりあえず去年楽しんだものなど、ちょっとつらつらしてみます。
 一番好きなのは生の舞台なので、馴染みのない方もいらっしゃるかとは
思いますが…。(なんだか思ったより書きまくっちゃったので、興味のな
い方はどーんとスルーなさっちゃってくださいましね〜)


 さて、舞台。ロックライブからダンス、ストレートプレイ、歌舞伎・文
楽、etc. 色々行きましたが、去年の観劇一発目は森山未来くんの「バッ
ト・ボーイ」でした。あらためて彼の身体能力と演技力にうっとり。タイ
トルで想像つくコウモリ少年の話なのですが、はじめて言葉を話した!っ
ていう瞬間にすごくナチュラルに「あ!話せた!」って、客席から飛び上
がる程嬉し驚いちゃった。今まで何種類も「奇跡の人」とかも見ているけ
ど、こういったシーンでこんなに自然に驚いちゃった事はありませんよ。
や〜、未来くん、「メタルマクベス」の北村くんとの絡みも良かったし。
今年の「血の婚礼」が楽しみです。チケット取れるといいなぁ。
 去年はROLLYさんがたくさん働いてくれて(笑)嬉しかった。ミュージカ
ルもバンドもソロも、それはそれは素晴らしかったですが、個人的に一番
印象に残ったのは逗子海岸での弾き語り。波の音とギター1本のオーケス
トラのような歌。ああ、思い出すだけで、どわわ――っときもちが解放さ
れる。感謝です!
 服部有吉くんは見るたび進化してる。今年の舞台は2部構成のバランス
も内容もよくって、ほんとにダンスを、というよりその空間と時間をまば
たきするのも惜しいくらいぱんぱんに堪能させてくれました。
 それから、玉さまの「アマテラス」はほんとに指先から金の光の糸が流
れ出てたよ。とか、唐さんの芝居にPANTAさん!?は驚いたけど、意外と言
うべきか当然と言うべきか、すっごい唐的腐れえっちっぽい感じですてき
だった。あのロックな歌のままの台詞ったら!とか。シティボーイズもベ
ジャールも篠井さんもルジマトフも木野花さんも、それからそれから、み
んなみんなすばらしかった!ぱちぱちぱち!

 1年のうちには、宣伝倒れだなあ、というものもいくつかはありました
が、それはそれで観客をなめてはいかん、とか、気が抜けてるのはわかっ
ちゃうもんだなあ、怖!とか勉強になりました。
 クラウドゲイト舞踏団を〆切りでのがしたのが心残り。
 去年ラストは勅使川原三郎さんの「ガラスの牙」でした。踏んで歩いて
た、あれ、本物のガラスなんだろうなあ。踊りを見ている、というより瞑
想に入っちゃいそうで、頭の中の変なとこの蓋があっちこっち開いちゃっ
て、眼を舞台に集中させておくのが大変でした。すごいことですよね…。


 せかせかと舞台に行きまくったせいで、映画館で見た映画は少なかった
上に、近所で済ませようとするとハリウッド系や「泣ける」が宣伝文句の
ものばかりで…うーん、あまり、これ!というものはありませんでした。
 TVで偶然見た「恋文日和」が去年見た映画の中で一番のお気に入り。

 去年は結構TVを楽しみました。
 すっごー〜〜い久し振りにお昼に「いいとも」見てたり。タモさんはも
ともと好きなのですが、番組的にはやっぱり「流浪の番組」のほうが好み
でして。(いつか葉書を送って手拭いをもらいたいよね、と、もうずーっ
と言ってるんです。笑)お目当ては青年隊のかずき君。タモさんの後ろに
映ってる彼のリアクション(「ん?」てとまる瞬間や困った笑い、爆笑も
かわゆし)や、すちゃすちゃ立ち働いている姿を見ると、う〜ん、お昼時
にいい感じに癒されます〜。他、バラエティ系は意識的においかけて見た
のは板尾さんとジュニアくんかなあ。


 スポーツもTV観戦ばかりでした。
 ラグビーは関東学院大がとってもお気に入りです。でも、学生スポーツ
は「そのメンバー」で見られる期間が限定されてるのが切ないですね。だ
からこそ、ぐぐっと集中感もあるわけですが。
 フィギュア。高橋君、うんうん、暴力的な美しさを感じさせるすてきな
足腰になって、演技の色気を活かし支えてる。ブラボーよ!自分の体の扱
い方や「間」、最近は表情まで、ダンサーとしてだけでもすてきなのに、
その上4回転とかするわけですもんねー。は〜、えらいわ。あの、前はす
ぐにヘロヘロになってた子が、この体力と気力を身につけるためにどんな
に努力したんだろうと思うと、かわいくてなりませんです。ビールマン王
子・柴田君にもぜひ体力つけて開花してもらいたい。(そうだ、ついでに
書いてしまおう。むか〜しですね、ノルベルト・シュラムという選手がい
てすごく好きだったのですが、どなたか映像もってらっしゃらないかしら
ん。アイスダンスのモイセーエワ&ミネンコフとか。ふ、古すぎ?)


 ドラマ。お気に入りの役者さんが同じドラマに集中してるとラッキーで
すよね。
 で、普段ほとんど見ない朝ドラの「きらり」も見ちゃいました。宮崎あ
おいちゃんも「星の王子様」の舞台以来好きだったのですが、何と言って
も、「貞操問答」のなぞの運転手・私のラブラブ杉山=福士くんが達彦さ
んでブレイク&西島君(ぼさぼさ頭か〜わい〜い)に塩見さんに八名さん
に鉄洋さん、あらら和也君まで。眼福でした。「カブト」も弓削君&山口
さんできゃっほう!となっていたとこに、博太郎さんに内山くん(なかな
かああいう眼の表情の子はいないですよね。うふ)に拓ちゃん、お気に入
りの役者さんがひしめいて出てきて嬉しかった。

 アクションが好きなので、特撮はたいてい見ているのですが、「ボウケ
ンジャー」は私が戦隊もの史上はじめてレッドにはまった作品で(大抵お
気に入りは悪役か、主人公側でもひね系なんですよね。女性ファンのご多
分に漏れず?笑)、話そのものも主人公たちがちゃんと各々の過去をもつ
自立した大人で、それでも一緒にいる、という私にはポイントの高いもの
で、久し振りに『好き』以上のとこに行きました。
 予告の段階では「服のベースがアースカラーなせいか大人しめの感じか
しらね」、なんて冷静に言ってたのですが、動いたレッド明石=高橋君で
一発KO。うひゃー、この人、体幹がゆらがない…うっとり涙目。もともと
いつもどちらかと言えばスーツアクターさん萌えなとこがありまして。ネ
クサスの寺井さん、アグルの清水さんが忘れられない。(ウルトラマンは
体に色々ついてないし、単体で戦うから動きがじっくり楽しめるんですよ
ね)ライオン丸の新上さんもかわいいな。(エロ馬鹿獅子丸もかわいかっ
た。ああ、でも遠藤さんにはぜひ、貴公子ジュニア・コスプレで散って欲
しかった。笑)ライオセイザー(あの時はたっくん&ブレアードで盛り上
がりました)も愛らしかったし。

 普通の役者さんも多分に顔のつくりそのものより、ムードや声、そして
動きの好み(決してただ強ければいいというわけではなく。笑。動きには
精神性があらわれてると思うので、結局は心の中身の好みなんだと思うん
ですけどね)で見ている私。いいなあ、チーフのこの重心のしっかりした
ゆるぎない動き。なんのスポーツ由来だろ。わくわく。(のちにアシさん
が「ラグビーらしいですよ」情報くれました。ちょっと勝手に運命感じま
した。笑。ちょうどその前にはじめたばかりの連載の主人公がラグビーや
ってた設定だったので)クロージングでさくらさんに貸す手がかっちりと
動かない(ひゃう、ぜーったいにいい筋肉の腕だわ。こりゃ)のを見た時
には、お〜、もうやばい。アシさん達に、これは『好き』ではなく『はま
る』とつぶやいて、「えっ、この初回でもう?」と驚かれました。笑。
 高橋君は声×喋り方もポイント高かったのです。あきらかに関東人で
はない、みょーに滑舌がんばる「そういんしゅつどうだッ」が。びみょー
に語尾に混ざる、言葉のさいごの音とは違う母音(だ!の母音のアにくっ
ついて何となく小さいェが聞こえる感じ。のどが広いのかな?音を腹に戻
すから?)が。自信に溢れた姿とはほんの少し印象ぶれさせるギャップの
かわいさったら。レッドのアクター福沢さんとの違和感のなさもすてきだ
し。チーフがアクセルラーで敵の刃を白刃どって変身したシーンは、今ま
でに見たあらゆる変身シーンのなかで一番好き。(ブルーが手すりを滑ら
せた時もかなりうっとりしたんですけどね。白刃取りはねぇ。いやん、反
則、なくらいすてき。あの水もの2回は映像そのものもとても好きで。ラ
イティングとか、画面の方向や切り取り方とか) 

 てな感じで、その後もチーフにぐらぐらしてたとこに、あ、シルバーが
くるのね。これまた予告の段階では「ちょっと動きの良さそうな人だな。
楽しみね」なんて普通に喜んでたのですが、高所からの飛び下りシーンで
撃沈。笑。あ…柔らかい膝…うっとり。体幹のゆらがないチーフと柔軟な
高岡のぉ〜、が からんでたりするとまさしく眼福です。
 あとは肝心のお子さま視聴者を無視して自分の好みだけで言えば、脚本
がもっと小林靖子さんだったらな。小林さんの脚本は細かい台詞にもお互
いの関係性や性質(性格でなく性質)が色っぽく表現されてて好きです。
今回はちょっと脚本が好みではなかった…という回もやっぱりあって、そ
んな時には、脳内でストーリーや台詞を勝手に小林さん風に変換しちゃい
ます。笑。これ自体かなりはまってるってことですよね。ははは。や、ほ
んとうにあとちょっとで終わっちゃうのが淋しいです。泣。


 はっ、たがが外れて随分だらだら書いてしまいました。書いてくとキリ
ないものですね。やっぱり。笑。他にもお気に入りはたっくさんあったの
ですが…。すでにこんな量。汗。
とりあえず、この辺りにしておきましょう。
 こ、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
 お疲れさまでした。

 そして、様々なインスピレーションや癒しをくれる人人に、ものや事柄
にも、感謝です。

 今年はどんな舞台やドラマや役者さんや選手に出会えるかしら。楽しみ
です。今、手元にあるチケットの中で、大野一雄さんのガラと「リュウジ
ンオ−」黒田君のお芝居が〆切りと重なってるのが心配。ちゃんと行ける
ようにがんばろう。今年の一発目は新感線の「朧の森に棲む鬼」。高田聖
子ちゃんとサダヲちゃんがでるのでうれしい!


 みなさんはどんなものにはまってらっしゃるのでしょうか。お勧めがあ
ったらどうぞ教えてくださいね。
 あ、もしかしたら、と思っていた通り、キャラの方に「狼ものお勧めア
ニメです」と何通かお手紙いただきました。昨年8月ご挨拶に書いたよう
に、そういうわけでして〜。連載終わったら見ますねえ〜。って、その方
達はきっとHPとかは御覧にならないんですよね。葉書返事で説明できるだ
ろうか。あ、結構遅くなってしまうのですけど、基本的にお返事していま
すので、作品の感想やらHPへの御要望やらお手紙いただけたなら嬉しいで
す。どうぞよろしくお願い致します。


 ほんとに長々つらつら書きでした。御要望があれば(はは、あるものだ
ろうか。汗)また、そのうち?

2007年 1月10日 篠原烏童拝