― つらつら ―


 「最近のドラマでは何がお気に入りだったの?」と御質問いただきまし
たので、またもや調子に乗って、つらつらと…。

 前期のドラマ。私的ピカイチは「ハゲタカ」でした。もともと大森南朋
さんには歯がぐらぐらしそうな程弱いのですが、今回の鷲津役は母性本能
の汁がだだ漏れて出尽くすかと思う程、もうたまらなく可愛かった。作品
自体も経済というステージに乗った、男騒ぎの王道やくざ映画みたいなわ
くわくでした。えっちですよねえ。「お前は俺だ」とかいい年の男が真面
目な顔で語り合ってるんですから。それにしても田中泯さんが迫力。
 「ハケンの品格」は大・小・泉君のじゃれあいが可愛かったなあ。安田
顕さんも素敵な腰の低さだった〜。
 好きな役者さんが次々出て来てきゃっほう!だったのが「死神のバラッ
ド。」特に小林高鹿くんと眞島秀和くんには、自分がしりあがり先生の絵
になって、チュチュ着て涙を流しながらコマのように回っている映像が見
える程喜びました。笑。南くんや中村くんも愛らしかったし。

 そう、ここのとこ上記の眞島秀和くんがTVにあちこち出て来て嬉しか
った!のです。ドラマは勿論ですが、そんなに眞島君が好きか!私!と、
自分に驚いたのがナビタイムのCM。電車からおりた瞬間のサラリーマンの
2、3歩でその脚に、動きに転げる程狂喜しちゃった。その後のアップで
彼だと気がつきました。
 思えば最初もこんなだったのですよね。ザッピングしていた画面の中を
瞬間横切ったヒットマン。そのストライド。その瞬間から釘付けで、もう
番組もラストに近く、一言も声を発さずに消えた彼を求めて慌ててエンド
ロールをビデオに取り、知っている役者の名前から省いて行き、最後に残
った10人くらいをネットで必死で捜しました。当時は写真などない情報
も結構多く、どうやら年令と経歴でこれではないかと行き着いたのが眞島
秀和という名前。(そんなに必死に頑張って検索したのはこの刑事ドラマ
からの眞島くんとUKチャートからのHALOだけかも。この二つを探し当てる
のに当時PCを使いはじめたばかりのお粗末〜な私の検索スキルはかなり一
気に前進しました。煩悩ってすごい力があるなあ。笑)
 そして作品を捜して見てみれば、ぐっとくる脚や動き、身体のみならず、
声やフェミニンな喋り方、表情も、す、すんごく好きだった。ちなみに声
だけで気がついたCMも最近2本程。立派にマニア?笑。(仕事中は画面を
見ずにTVの音だけ聞いていたりするので、割と声には敏感なのです)

 今期は「ライアーゲーム」「セクシーボイス アンド ロボ」「警視庁捜
査1課9係」がお気に入り。「時効警察」も豊原さん目当てで見続けてま
す。「ティッシュ」は村田充くんの怪演技がいいわあ。「エリートヤンキ
ー三郎」は小沢仁志さん、和義さん兄弟や橋本じゅんさんが17〜15歳
っちゅー設定だけでもう涙が止まりませんでした。お腹が痛いです。笑。
ちょっと?というか、かなりお下劣ですけどね。笑。鉄洋さんや虎牙くん
のおばか演技も見られて楽しい。


 ここからは特撮&アクションに興味ない方には長いだけかも、なのでス
ルーなさって下さいましね。笑。

 先月、またもや3連チャンになった仕事をあげ、大阪まで行って来まし
た。基本、機会があれば東海道新幹線に乗りたい(電車に乗るの大好きな
のですが、なかでもなぜだか東海道新幹線はうっきうきなのです)という
のもありますが、なんたって赤=チーフ・高橋光臣くんのあのジャケット
姿ももう見られなくなっちゃうなあ、と思ったら「ボウケンジャー・ファ
イナルライブツアー」最終日のチケット、取っちゃってたのです。笑。
 映士の華麗なアクション。チーフの重心の揺らがない、あたったら骨折
しそうな蹴り。(チーフのアクション的には以前の空劇での高所からの飛
び下りがなんといっても、たまりませんでしたが。猛禽が羽をたたむ直前
の空気を捉まえて滞空する瞬間の形。肩から腕の湾曲。脚からではなく重
心で目標に向かって落ちて行く、恐れを知らない身体の、真直ぐな視線の
武士的な感じったら!男の子じゃのう!)うっとり。
 さすがにファイナルなチームプレーで、6人みんなひとりひとりがキラ
ッキラしていて。いいですねえ。こういう『時』を見せてもらうと素直に
人間ってかわいいなあって思える。悪役アクターさん達も楽しそう。子供
達のいたいけな「がんばれぇ〜」という声に心洗われます。
 トークタイムのお遊びでも6人各々がちゃんと役柄らしい反応なのが面
白い。チーフと映士の間にズバーンが入った時に「ああっ!ズバーン!そ
こをお退き!」と思った私は立派な腐女子ですね。笑。

 いやあ、それにしてもジェスチャーゲームでのチーフ・高橋光臣くんの
ラッコには心うたれました。笑。寝っ転がって貝をたたくのはみんなやる
と思いますが、脇の下から石をだし、カンカンとともにビミョーに回転し
て行く細かい観察&表現に心じんわり暖まり。ん〜、こーいう男の子らし
い情緒感がぐぐっと人物的にさしこんでくる根っこなのかもなあ。だるま
さんがころんだ、で凄いポーズのまま止まっていられる身体能力がまた違
う形でぐっときます。笑。
 最後のトークの最中に言葉につまっちゃった顔の育ちの良さそうな人柄
に、本人意識してないだろう分えっちな流し目とちょっとした時の首の角
度のかわいらしさ。彼がいい意味で未完成で、でも真剣さという芯のある
品性をもっているからこそ、すでに完成されたトップであるチーフに、ま
だまだ内包したポテンシャルの高さをイメージ付加させられていた気がし
ます。彼にも番組にも、いいキャスティングでした!ぱちぱちぱち。
 事務所さん、これからもいいお仕事させてあげてくださいね!本当に楽
しみにしてます。
 それにしても、本当に1年間ちょっと、みっちり楽しませていただきま
した。ありがとう!「ボウケンジャー」!


 そのチーフが↑時にギャグでポーズして、これまた重心の低さにぐっと
きた「俺、参上!」=仮面ライダー電王。現在、技名を後から呟くキンタ
ロスが一番のお気に入りですが、今期は特撮がぐっと減ってしまってほ〜
ん〜と〜う〜に淋しいです。
 そういえば、仮面ライダーのスーツアクターさんが好きという友だちに
「なんでウルトラマンのアクターさんばかり好きなの?」と詰問されたの
ですが、いや、アクターさんのせいではなく、番組的な意味演技と、スー
ツ自体のせいなんです。おこらないでぇ〜。

 戦隊ものはその戦隊ごとの闘い方のコンセプト(今のは獣拳、とか。関
係ないけどゲキのナレーション聞くたびガン=カタ「リベリオン」が見たく
なりますよね。笑)や、チームバランスでテイストが随分変わりますよね。
あくまでアクション鑑賞だけに限っていえば、変身前の役者さんにあわせ
て演技アクションするので、アクション自体としてはちょっと制約感があ
って(特に模索してるシリーズ前半)。あと、仕方ない事なんですけど、
変身前と後の体型が変わっちゃうと、どうしても気になっちゃうんです。
性格演技が続くだけに。
 あ、誤解しないでくださいね。番組的にも、アクターさん達もそりゃあ
大好きですよ。ずっと見続けてるわけですから。笑。でも、だから、ボウ
ケンは私としてはアクションも安心して楽しめたんですよね。体型や動き
も変身前後みんな最初から違和感なく(っちゅーとこがイエローとピンク
にはおどろいちゃいますが。凄いなあ。あんなかわいい女形。拍手!)、
王道アクションなので、アクターさん達の動きが余計な気を使わずに集中
されていて。

 仮面ライダーは戦隊と違って、変身前とは別人格感のけれんアクション
なので、体型や性格付けの違和感は吹っ飛んでみられるのですが、肩パッ
ドとかブーツとか胸まわりにも色々ついてたり。ああ、あとちょっと腕を
上にあげて欲しいけどパッドで上がらないのよね、とか、ああん、折角の
からだのねじりが隠れちゃってるぅ、とか。で、よくぞあのデコラティブ
な装備でがんばったなあ、ぱちぱちぱち、という方向の喜びになっちゃっ
て。いや、あのけれん味は楽しいし、大好きです!はい!でなきゃ、ずっ
と見続けたりしませんよね。

 ただ、一番私好みなのがストイックな戦い方のウルトラマンなだけなん
ですよ。ウルトラマンは別人格なんだけど、でも変身前の子との融合感も
あって。そのほんのり曖昧なシャーマニックな感じが日本人的で好き、な
のかもしれません。で、中でも「そのウルトラマン」の精神性を(私のイ
メージにジャストに)体つきや動きで静かに表現していた、清水さんや寺
井さんが特に好きなのです。

 それはきっと、多分に歌舞伎より文楽が好きというとこと共通な、ただ
の私的好み感ですし、最初のリュウジンオーが大好き!とか、ドレイクの
空中にいる時の脚がたまりません!とか、ドギーがあの足で走る時の…う
ぷぷ、とか、その上さかのぼって細かく言いはじめたら、それはそれはま
っことキリがありませんのです。笑。
 とにかくただの特撮好きのひとりなのです。礼。

 ああ、またしても長くなっちゃいました。すみません。
 舞台とか映画とか、書きたい感想はあれこれ。そのうち、今度はリクエ
ストがなくてもつらつらしちゃうかもです。これ、ほんとに結構キリがな
いものですね。笑。



2007年 5月05日 篠原烏童拝     







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